情報確認日:2026年9月21日
- 60cm水槽ならEHEIMは何を選ぶ?
- まず確認|「60cm水槽」はすべて同じ水量ではない
- 60cm水槽で候補になるEHEIMを比較
- 標準的な60cm水槽なら2213は基準にしやすい
- ろ材容量を多く取りたいなら2215
- 初めての外部フィルターならエコ コンフォートも候補
- 2232は60cm水槽が適合上限
- 2234は60cm水槽から適合
- 2213と2234は何が違う?
- 60cm水槽で「大きいフィルター」を選べば安心とは限らない
- 生体数が多い60cm水槽では「水量+負荷」で考える
- ろ材容量を増やしたいが水流は強くしたくない場合
- 水槽台に入るか必ず確認する
- 60cm水槽のEHEIM選びを整理
- 結論|標準60cmなら2213を基準に、必要な「余裕」と「使いやすさ」で選ぶ
- FAQ
- 60cm水槽向け候補の購入先
- 関連記事
- 参照した主な公式情報
60cm水槽ならEHEIMは何を選ぶ?
60cm水槽でEHEIMの外部フィルターを選ぶ場合、まず候補になるのは次の4機種です。
- クラシック2213
- クラシック2215
- エコ コンフォート2232
- エコ コンフォート2234
どれも公式の適合水槽目安に60cm水槽が含まれます。
ただし、同じ「60cm対応」でも特徴はかなり違います。
大きく分けると、
- シンプルな構造と定番性を重視するなら2213
- ろ材容量に余裕を持たせたいなら2215
- 呼び水やメンテナンスのしやすさを重視するならエコ コンフォート
- 60cm水槽の中でも水量や飼育負荷が大きい場合は、適合上限だけでなく余裕も見る
という考え方が分かりやすいです。
この記事では、「2213と2215のどちらが上か」を決めるのではなく、60cm水槽という条件からEHEIMを選ぶことを目的に整理します。
まず確認|「60cm水槽」はすべて同じ水量ではない
60cm水槽という言葉は、基本的には水槽の横幅が約60cmという意味です。
しかし実際の水量は、奥行きや高さによって変わります。
EHEIMが販売しているクラシック2213水槽セットの水槽サイズは、
60×30×36cm、満水時約59L
です。
一方で、60cmワイド水槽や背の高い水槽では、同じ横幅60cmでも水量が増えます。
そのため外部フィルターは、
「横幅60cmだからこの機種」ではなく、実際の水量・飼育数・給餌量・ろ過負荷まで見て選ぶ
のが基本です。
60cm水槽で候補になるEHEIMを比較
| 機種 | 公式適合水槽目安 | ろ材容量 | ポンプ流量 | 消費電力 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| クラシック2213 | 45〜75cm(約40〜114L) | 約2.2L※ | 440 / 500L/h | 5 / 6W | シンプル・定番 |
| クラシック2215 | 60〜90cm(約57〜157L) | 約4L | 500 / 620L/h | 13W | ろ材容量に余裕 |
| エコ コンフォート2232 | 45〜60cm(約40〜57L) | 約1.6L | 500 / 550L/h | 6 / 8W | 呼び水・メンテが簡単 |
| エコ コンフォート2234 | 60〜75cm(約57〜114L) | 約2.4L | 500 / 550L/h | 6 / 8W | 60cmから使えるエコ系 |
※2213はろ材コンテナ使用時。別売のろ材固定盤使用時は約3.0L。 ※ポンプ流量は50Hz / 60Hzの順。いずれもモーター単体での理論値です。
この4機種を見ると、60cm水槽では単純に「流量が一番大きいものを選ぶ」という話ではないことが分かります。
それぞれ、
構造・ろ材容量・使いやすさ・消費電力
のバランスが違います。
標準的な60cm水槽なら2213は基準にしやすい
クラシック2213の公式適合目安は45〜75cm水槽です。
さらにEHEIM公式では、2213と60×30×36cmの水槽を組み合わせた60cm水槽セットを販売しています。
そのため一般的な60cm規格水槽でEHEIMを選ぶ場合、2213は基準にしやすいモデルです。
現行2213の主な仕様は、
- 適合水槽:45〜75cm
- ろ材容量:約2.2L
- 流量:440L/h(50Hz)・500L/h(60Hz)
- 消費電力:5W(50Hz)・6W(60Hz)
- ホース径:吸排水とも12/16mm
- 50/60Hz共通
です。
本体も2215より小さく、消費電力も低いため、
- 標準的な60cm規格水槽
- 水槽台のスペースを抑えたい
- シンプルな構造を使いたい
- 長く交換部品を確認しながら使いたい
という人は、まず2213を比較すると分かりやすいでしょう。
ろ材容量を多く取りたいなら2215
クラシック2215の公式適合目安は60〜90cm水槽です。
つまり、60cm水槽は適合範囲の下限に入ります。
2215の大きな特徴は、約4Lのろ材容量です。
2213の約2.2Lに比べて大きなろ材スペースを確保できます。
そのため、
- 60cmでもろ材量に余裕を持たせたい
- 生体数が多くなりやすい
- 給餌量が多い
- 将来75〜90cm水槽への変更も考えている
- 水槽台に十分な設置スペースがある
といった場合は2215も比較したい機種です。
一方で、消費電力は13Wで、2213より大きくなります。
また流量も高いため、生体やレイアウトによっては水流の作り方も考える必要があります。
「60cmだから2215の方が安心」と決めるのではなく、本当に約4Lのろ材容量が必要かで判断すると分かりやすいです。
初めての外部フィルターならエコ コンフォートも候補
EHEIMにはクラシック以外にも、60cm水槽に対応する外部フィルターがあります。
その代表がエコ コンフォートシリーズです。
EHEIM公式ではエコ コンフォートを、
呼び水やセッティングが簡単な、初心者向けのモデル
として案内しています。
クラシックシリーズとの大きな違いは、
- マルチハンドルで呼び水しやすい
- ろ材コンテナを取り出して清掃しやすい
- ホース接続部が回転する
- ハンドルを使って持ち運びやすい
といった使い勝手です。
「構造のシンプルさ」を重視するならクラシックですが、初期設置やメンテナンスの手軽さを優先するならエコ コンフォートも比較価値があります。
2232は60cm水槽が適合上限
エコ コンフォート2232の公式適合目安は、
45〜60cm水槽(約40〜57L)
です。
ろ材容量は約1.6Lで、0.8Lのろ材コンテナを2個使用します。
ポンプ流量は、
- 50Hz:500L/h
- 60Hz:550L/h
です。
一般的な60cm水槽でも候補になりますが、公式適合範囲では60cmが上限です。
そのため、
- 水量が比較的小さい60cm水槽
- 飼育負荷が大きくない
- ろ材容量より使いやすさを優先したい
といった場合に比較しやすい機種です。
逆に、60cmワイド水槽など水量が多い環境では、横幅だけで2232を選ばず実水量を確認しましょう。
2234は60cm水槽から適合
エコ コンフォート2234の公式適合目安は、
60〜75cm水槽(約57〜114L)
です。
ろ材容量は約2.4Lで、0.8Lのろ材コンテナを3個使用します。
ポンプ流量は2232と同じく、
- 50Hz:500L/h
- 60Hz:550L/h
です。
60cm水槽が適合範囲の下限となるため、
- 2232よりろ材容量に余裕を持たせたい
- エコ コンフォートの使いやすさが欲しい
- 60〜75cmクラスで使いたい
という場合に比較しやすいモデルです。
クラシック2213と比較すると、
2213=構造のシンプルさ 2234=呼び水・ろ材コンテナなどの扱いやすさ
という違いが見えてきます。
2213と2234は何が違う?
60cm水槽では、クラシック2213とエコ コンフォート2234も比較対象になります。
| 比較 | 2213 | 2234 |
|---|---|---|
| 適合水槽 | 45〜75cm | 60〜75cm |
| ろ材容量 | 約2.2L | 約2.4L |
| 流量 50Hz | 440L/h | 500L/h |
| 流量 60Hz | 500L/h | 550L/h |
| 消費電力 | 5 / 6W | 6 / 8W |
| ホース | 12/16mm | 12/16mm |
| ろ材コンテナ | あり | 3個 |
| 呼び水 | クラシック方式 | マルチハンドル方式 |
数値だけを見るとかなり近い部分があります。
違いが出やすいのは、構造とメンテナンス方法です。
クラシック2213はシンプルな1way構造が特徴。
2234はマルチハンドルや複数のろ材コンテナなど、設置・清掃時の扱いやすさを重視した設計です。
どちらを選ぶかは、「ろ過性能の数字」だけでなく、自分がメンテナンスしやすい方で考えるのも有効です。
60cm水槽で「大きいフィルター」を選べば安心とは限らない
外部フィルターは、ろ材容量が大きければメリットがあります。
しかし60cm水槽で必要以上に大きな機種を選ぶと、
- 本体スペースが必要
- 消費電力が増える
- 水流が強くなる
- ろ材・消耗品の量も増える
といった面もあります。
特に強い水流を好まない魚を飼育する場合は、流量の大きさだけで選ばないことが重要です。
EHEIMには、排水を穏やかにするナチュラルフローパイプなども用意されています。
フィルター本体を無理に絞るのではなく、排水の方向やパーツで水流を調整する考え方もあります。
生体数が多い60cm水槽では「水量+負荷」で考える
同じ約60Lの水槽でも、必要なろ過は飼育内容で変わります。
例えば、
- 小型魚を少数飼育
- 水草中心
- 魚を多めに飼育
- フンが多い魚種
- 給餌量が多い
では、フィルターへの負荷が同じではありません。
EHEIM公式も適合水槽を「使用環境を想定した目安」としています。
そのため、適合範囲ギリギリの機種を選ぶ場合は、水量だけでなく実際の飼育負荷も考える必要があります。
フンなどの大きなゴミが多い環境では、EHEIMのプレフィルターやサブフィルターなどを組み合わせる方法もあります。
ろ材容量を増やしたいが水流は強くしたくない場合
「2213の水流はそのままに、ろ材容量を増やしたい」という場合には、サブフィルター2213という選択肢があります。
公式のサブフィルター2213は、
- 2213
- 2215
- 2222
- 2224
- EF-500
への接続が可能です。
ろ材容量は約3L。
EHEIM公式も、ろ過容量は増やしたいが水流は強くしたくない場合の選択肢として案内しています。
ただしサブフィルターを追加すると、配管やメンテナンス箇所も増えます。
最初から大きなろ材容量が必要なら2215を選ぶ方法もあるため、
2213+サブフィルターと2215単体のどちらが自分に合うか
まで考えるとよいでしょう。
水槽台に入るか必ず確認する
60cm水槽用の水槽台は、内部スペースが製品によって大きく違います。
外部フィルターを購入するときは、本体寸法だけでなく、
- 水槽台の内寸
- 扉の開口寸法
- ホースを曲げるスペース
- フィルターを取り出す高さ
- CO2ボンベや電源との干渉
まで確認しておきましょう。
外部フィルターは定期的に本体を取り出してメンテナンスします。
「収納できる」だけではなく、実際に出し入れできるかまで見るのがポイントです。
60cm水槽のEHEIM選びを整理
60cm水槽で迷ったら、次のように候補を整理できます。
クラシック2213
シンプルな構造・低消費電力・定番モデルを重視したい場合。
クラシック2215
60cmでも約4Lのろ材容量を確保したい場合や、将来の水槽サイズアップも考える場合。
エコ コンフォート2232
水量が比較的小さい60cm水槽で、呼び水やメンテナンスの簡単さを重視する場合。
エコ コンフォート2234
60cmから75cmクラスで、エコ コンフォートの使いやすさと2232より大きなろ材容量を求める場合。
結論|標準60cmなら2213を基準に、必要な「余裕」と「使いやすさ」で選ぶ
一般的な60cm水槽でEHEIMを選ぶなら、公式にも60cm水槽セットがあるクラシック2213を基準にすると比較しやすくなります。
そこから、
- ろ材容量を大きくしたい → 2215
- 呼び水やメンテナンスを簡単にしたい → エコ コンフォート
- 水量が少なめ → 2232も候補
- 60〜75cmでエコ系に余裕を持たせたい → 2234
という形で絞ると分かりやすいです。
重要なのは、「60cm」という横幅だけで決めないことです。
実水量・飼育負荷・ろ材容量・水流・設置スペース・メンテナンス方法
まで確認して、自分の水槽に合うモデルを選びましょう。
そして購入後は、ホース、フィルターパッド、Oリング、インペラーなど、機種ごとに適合部品が異なります。
当サイトでは、本体選びだけでなく、購入後の消耗品・交換部品まで型番から確認できるよう順次整理していきます。
FAQ
Q. 60cm水槽ならエーハイム2213で使えますか?
はい。2213の公式適合目安は45〜75cm水槽です。EHEIM公式にも2213と60×30×36cm水槽を組み合わせたセットがあります。
Q. 60cm水槽で2215は大きすぎますか?
2215の公式適合目安は60〜90cmなので、60cm水槽も範囲内です。ただし2213より本体・ろ材容量・流量・消費電力が大きいため、必要な余裕と設置スペースを比較しましょう。
Q. 60cm水槽なら2232と2234のどちらも使えますか?
公式適合目安では、2232は45〜60cm、2234は60〜75cmです。どちらも60cmが範囲に入りますが、実水量や飼育負荷、必要なろ材容量で比較してください。
Q. 2213とエコ コンフォートの違いは?
2213はクラシックシリーズのシンプルな構造が特徴です。エコ コンフォートはマルチハンドルによる呼び水や、取り出しやすいろ材コンテナなど、設置・メンテナンスのしやすさを重視しています。
Q. 60cmワイド水槽でも「60cm対応」を選べば大丈夫ですか?
横幅だけでは判断できません。ワイド水槽やハイタイプは標準60cm水槽より水量が増えるため、実際の水量と飼育負荷を確認して適合範囲を選びましょう。
60cm水槽向け候補の購入先
クラシック2213|2213320
クラシック2215|2215320
水量・飼育負荷を確認したうえで選んでください。価格・在庫はリンク先で最新情報をご確認ください。
関連記事
参照した主な公式情報
- EHEIM「エーハイム クラシック2213水槽セット(60cm水槽)」
- EHEIM「エーハイム クラシック2213 ろ材付きセット」
- EHEIM「エーハイム クラシック2215 ろ材付きセット」
- EHEIM「エーハイム エコ コンフォート2232」
- EHEIM「エーハイム エコ コンフォート2234」
- EHEIM「外部式フィルター、各シリーズの特長」
- EHEIM「エーハイム サブフィルター2213」

