情報確認日:2026年9月22日
- 結論|公式ろ材容量は2213が2.2L/3.0L、2215が4L、2217が6L。ただし「容量=粒状ろ材の購入量」ではない
- 2213・2215・2217のろ材容量一覧
- 2213の純正セット構成
- 2213のろ材の正しい順番
- 2213のろ材を一から買うなら何L?
- 2215|ろ材容量4L、現行セットはメック0.7L+サブストラット1.8L
- 2215を一から組むなら何L買う?
- 2215のろ材の順番
- 2217|容量6Lだが粒状ろ材は付属しない
- 2217に「6Lの粒状ろ材」を全部入れればいい?
- 2217のろ材量を決める基準|メック1:生物ろ材2~3
- エーハイムメック
- サブストラット/サブストラットプロ
- FAQ
- まとめ|「容量」ではなく公式セット量を基準に買うと失敗しにくい
- 純正ろ材の購入先を確認する
- 関連記事
- 参照した主な公式情報
結論|公式ろ材容量は2213が2.2L/3.0L、2215が4L、2217が6L。ただし「容量=粒状ろ材の購入量」ではない
EHEIMクラシック2213・2215・2217の公式ろ材容量は次のとおりです。
| 機種 | 公式ろ材容量 | 粒状ろ材の付属 |
|---|---|---|
| 2213 | 約2.2L(ろ材コンテナ使用)/約3.0L(ろ材固定盤使用) | あり |
| 2215 | 約4L | あり |
| 2217-NEW | 約6L | なし |
ここで最も注意したいのは、
「ろ材容量2.2Lだから、粒状ろ材を2.2L買う」 「2217だから粒状ろ材を6Lぎっしり詰める」
という考え方ではないことです。
ろ材容量には、メックや生物ろ材だけでなく、フィルターパッドを組み合わせて使用するスペースも含まれます。
実際、2213の公式セットは、ろ材容量約2.2Lに対して、
- エーハイムメック:約0.62L
- サブストラットプロ:約0.92L
- 粗目フィルターパッド:1枚
- 細目フィルターパッド:1枚
- 活性炭フィルターパッド:1枚
という構成です。
粒状ろ材だけなら約1.54Lです。
そのため「容量」と「購入する粒状ろ材量」は分けて考える必要があります。
2213・2215・2217のろ材容量一覧
まず3機種を比較します。
| 機種 | ろ過槽容量 | ろ材容量 | 吸水→排水ホース径 | 粒状ろ材付属 |
|---|---|---|---|---|
| 2213 | 約3.5L | 約2.2L(コンテナ)/約3.0L(固定盤) | 12/16 → 12/16 | あり |
| 2215 | 約4.8L | 約4L | 12/16 → 12/16 | あり |
| 2217-NEW | 約6.6L | 約6L | 16/22 → 12/16 | なし |
2213だけは内部仕様で容量が変わります。
- ろ材コンテナ使用:約2.2L
- ろ材固定盤使用:約3.0L
現行のクラシック2213ろ材付きセットは、ろ材コンテナ仕様です。
# 2213|実際に何L入っている?
現行2213ろ材付きセットの公式取扱説明書では、付属量が具体的に記載されています。
2213の純正セット構成
| ろ材 | 付属量 |
|---|---|
| エーハイムメック | 約0.62L |
| サブストラットプロ | 約0.92L |
| 粗目フィルターパッド | 1枚 |
| 細目フィルターパッド | 1枚 |
| 活性炭フィルターパッド | 1枚 |
粒状ろ材の合計は、
0.62L + 0.92L = 約1.54L
です。
公式ろ材容量は約2.2Lですが、2.2Lすべてをメックやサブストラットプロで埋めているわけではありません。
2213のろ材の正しい順番
2213はケース下部から水が入り、上へ流れます。
取扱説明書に示されている基本構成は、水の流れる順番で次のとおりです。
吸水
↓
エーハイムメック
↓
粗目フィルターパッド
↓
サブストラットプロ
↓
細目フィルターパッド
↓
活性炭フィルターパッド
↓
モーターヘッド
↓
排水
役割としては、
大きなゴミを先に取る → 生物ろ過 → 最後に細かなゴミを取る
という並びです。
EHEIM公式も、サブストラットプロの手前(吸水側)にメックや粗目パッドを配置するよう案内しています。
2213のろ材を一から買うなら何L?
現行2213の純正構成を再現したいなら、
- メック:約0.62L
- サブストラットプロ:約0.92L
が基準です。
ただしEHEIM純正ろ材の販売単位は、
- メック:1L/5L
- サブストラットプロ:1L/5L
です。
そのため、初回購入なら、
メック1L + サブストラットプロ1L
で純正セット相当を組めます。
全部使い切る必要はありません。
残った分は交換・補充用として保管できます。
2213で「2.2L分買う」必要はない
純正セット再現なら、粒状ろ材は約1.54Lです。
「ろ材容量2.2Lだからメック1L+サブストラットプロ2Lを詰める」とすると、パッドのスペースを圧迫する可能性があります。
ろ材容量=粒状ろ材だけの必要量ではない
と覚えておきましょう。
2215|ろ材容量4L、現行セットはメック0.7L+サブストラット1.8L
クラシック2215の公式ろ材容量は約4Lです。
2025年9月8日出荷分から、付属する生物ろ材が変更されています。
変更前
- メック:約0.7L
- サブストラットプロ:約1.8L
現行仕様
- メック:約0.7L
- サブストラット:約1.8L
- 粗目パッド:1枚
- 細目パッド:1枚
- 活性炭パッド:1枚
つまり現行2215の粒状ろ材合計は、
約2.5L
です。
公式ろ材容量4Lに対して、粒状ろ材だけを4L詰める構成ではありません。
2215を一から組むなら何L買う?
純正セットと同じ考え方なら、
- メック:約0.7L
- サブストラット:約1.8L
です。
純正の販売単位は、
- メック:1L
- サブストラット:1L/5L
です。
サブストラットは「1.8Lだけ」の商品がないため、購入方法は店舗の販売単位によって変わります。
例
- メック1L × 1
- サブストラット1L × 2
で約2.5L分の純正構成を作れます。
余ったメック約0.3L、サブストラット約0.2Lは補充用として保管できます。
2215のろ材の順番
2215も下から上へ水が流れます。
取扱説明書の基本構成は、
吸水
↓
下側ろ材固定盤
↓
エーハイムメック
↓
粗目フィルターパッド
↓
サブストラット
↓
細目フィルターパッド
↓
活性炭フィルターパッド
↓
上側ろ材固定盤
↓
排水
です。
現行2215では、生物ろ材はサブストラットプロではなくサブストラットが標準付属です。
中古品や旧在庫ではサブストラットプロが入っている場合があります。
2217|容量6Lだが粒状ろ材は付属しない
クラシック2217-NEWの公式ろ材容量は約6Lです。
ただし2213・2215と大きく違う点があります。
現行2217-NEWには、
- 粗目フィルターパッド
- 細目フィルターパッド
- 活性炭フィルターパッド
は付属しますが、
エーハイムメック、サブストラット、サブストラットプロなどの粒状ろ材は付属しません。
つまり2217は、購入者が自分で粒状ろ材構成を決める機種です。
2217に「6Lの粒状ろ材」を全部入れればいい?
6Lは公式のろ材容量ですが、粒状ろ材だけを6Lぎっしり詰めることを意味しません。
2217でも、
- 物理ろ過材
- 粗目パッド
- 生物ろ材
- 細目パッド
を組み合わせます。
ろ材を圧縮して詰めすぎると通水抵抗が増え、流量低下につながります。
そのため「6Lを絶対に使い切る」のではなく、パッドや通水スペースを確保したうえで構成します。
2217のろ材量を決める基準|メック1:生物ろ材2~3
EHEIM公式では、メックとサブストラットプロを一緒に使う場合、
メック1に対して、サブストラットプロ2~3
を目安としています。
この比率なら、2217の大容量ろ過槽でも考えやすくなります。
たとえば粒状ろ材を合計約5L程度から組む場合、
例1
- メック:約1.5L
- サブストラットプロ:約3.5L
例2
- メック:約1.5L
- サブストラット:約3.5L
などが考えられます。
ただしこれは2217の公式セット量ではなく、EHEIMが示す使用比率をもとにした構成例です。
2217には粒状ろ材の純正標準セット量が設定されていないため、飼育環境や使用するろ材に合わせて調整してください。
# 「ろ材容量」と「ろ過槽容量」は違う
EHEIMの仕様表には、
- ろ過槽容量
- ろ材容量
の2つがあります。
2213を例にすると、
- ろ過槽容量:約3.5L
- ろ材容量:約2.2L(コンテナ使用)
です。
ろ過槽容量はフィルターケース内部のろ過スペース全体に近い数字で、実際に使用するろ材量とは別です。
3機種比較
| 機種 | ろ過槽容量 | ろ材容量 |
|---|---|---|
| 2213 | 約3.5L | 約2.2L/3.0L |
| 2215 | 約4.8L | 約4L |
| 2217 | 約6.6L | 約6L |
ECサイトの商品説明で「容量○L」とだけ書かれていた場合、ろ過槽容量なのか、ろ材容量なのかも確認しましょう。
# メックと生物ろ材の役割は違う
エーハイムメック
メックは主に、ろ過の最初の段階で大きなゴミを捕捉する物理ろ材です。
水流を分散し、後段の生物ろ材へ大きなゴミが直接入りにくくします。
サブストラット/サブストラットプロ
サブストラット系は多孔質構造を持ち、ろ過バクテリアを定着させる生物ろ材です。
EHEIM公式では、サブストラットプロの前段にメックや粗目パッドを置き、目詰まりを防ぐよう案内しています。
つまり、
メックを全部やめて生物ろ材だけ詰めれば容量を最大化できる
とは限りません。
フィルター全体としては、物理ろ過と生物ろ過を分担した方が管理しやすくなります。
# 活性炭パッドは常時入れ続けるものではない
2213・2215・2217には活性炭フィルターパッドが付属します。
ただし活性炭パッドは生物ろ材とは役割が違います。
2213取扱説明書では、活性炭フィルターパッドの交換・廃棄目安は約2週間とされています。
そのため、
「最初から最後までずっと入れっぱなし」
を前提にする消耗品ではありません。
立ち上げ後の運用では、目的に応じて使用します。
# ろ材を洗うときは全部新品にしない
サブストラットプロなどの生物ろ材には、ろ過バクテリアが定着します。
EHEIM公式では、水換えや洗浄をしても水質が安定しなくなった場合、
1/3~1/2程度を目安に新品へ交換
するよう案内しています。
すべてを一度に交換する必要はありません。
また、メンテナンス時は飼育水で軽くすすぐのが基本です。
水道水を使う場合は、カルキを抜き、水温を飼育水に合わせるよう案内されています。
# 2213・2215・2217|初回購入量の目安まとめ
「結局、何を買えばいい?」という人向けにまとめます。
| 機種 | 基準にしやすい購入量 |
|---|---|
| 2213 | メック1L+サブストラットプロ1L |
| 2215 | メック1L+サブストラット1L×2 |
| 2217 | メック+生物ろ材を1:2~3目安で構成。約5L前後から調整 |
2213と2215は、公式ろ材付きセットの量を基準にしています。
2217は粒状ろ材が標準付属しないため、EHEIM公式の「メック1:生物ろ材2~3」の考え方を基準に自分で構成します。
重要
2217の「約5L前後」はEHEIM公式の指定量ではありません。
6Lのろ材容量に対してパッドと通水スペースを確保しながら組むための実用的なスタート例です。
使用するろ材の形状や飼育環境によって調整してください。
# ろ材を詰めすぎたサイン
次の症状が出た場合は、ろ材量や目詰まりを確認します。
- シャワーパイプの水量が弱い
- メンテ後でも流量が戻らない
- 細目パッドがすぐ詰まる
- ろ材が強く圧縮されている
- モーター音が通常と違う
- ホース清掃後も水量が少ない
「空いているから追加する」より、正常な通水を維持することを優先します。
# 2213を2.2Lから3.0Lに増やす方法
2213は、ろ材コンテナ使用時が約2.2Lですが、別売のろ材固定盤を使用すると約3.0Lのろ材容量になります。
つまり、
ろ材コンテナを外し、固定盤構成へ変更
することでろ材容量を増やせます。
ただし内部構成が変わるため、フィルターパッドの適合品番にも注意が必要です。
2213では、
- ろ材コンテナ用
- ろ材固定盤用
で細目フィルターパッドの品番が違います。
ろ材コンテナの有無による適合品番は2213フィルターパッド適合表で確認できます。
# サブフィルターで容量を増やす方法もある
2213でさらにろ材容量を増やしたい場合、公式対応のサブフィルター2213があります。
サブフィルター2213のろ材容量は約3Lです。
クラシック2213と組み合わせれば、
- メイン2213:約2.2L(コンテナ使用)
- サブ2213:約3L
と、ろ材スペースを大きく増やせます。
水流を大きく強くするのではなく、ろ過容量を増やしたい場合の選択肢です。
接続方法と必要部品はサブフィルター2213の解説で確認できます。
FAQ
Q. エーハイム2213のろ材容量は何Lですか?
ろ材コンテナ使用時は約2.2L、別売のろ材固定盤使用時は約3.0Lです。
Q. 2213なら2.2Lの粒状ろ材を買えばいいですか?
いいえ。純正セットの粒状ろ材は、メック約0.62L+サブストラットプロ約0.92Lの合計約1.54Lです。残りはパッド等を含む構成スペースです。
Q. 2215のろ材は何Lですか?
公式ろ材容量は約4Lです。現行セットにはメック約0.7L、サブストラット約1.8Lが付属します。
Q. 2215にはサブストラットプロが付属しますか?
2025年9月8日出荷分から、付属生物ろ材はサブストラットプロからサブストラットへ変更されています。
Q. 2217のろ材容量は何Lですか?
約6Lです。ただし現行2217-NEWにはメックやサブストラット等の粒状ろ材は付属しません。
Q. 2217には何Lのろ材を買えばいいですか?
公式の粒状ろ材セット量はありません。EHEIMが案内する「メック1:サブストラットプロ2~3」を目安に、パッド・通水スペースを残して構成してください。
Q. メックとサブストラットはどちらを多くしますか?
EHEIM公式では、メックとサブストラットプロを併用する場合、メック1に対してサブストラットプロ2~3を目安としています。
Q. ろ材は容量いっぱいまで詰めた方がろ過能力が上がりますか?
詰めすぎると通水抵抗が増え、流量低下につながります。容量を使い切ることより、物理ろ過・生物ろ過・パッド・通水性のバランスを優先してください。
Q. 生物ろ材は全部交換しますか?
基本的に一度に全交換しません。EHEIM公式では、水質が安定しなくなった場合などに1/3~1/2程度を目安に交換する案内があります。
まとめ|「容量」ではなく公式セット量を基準に買うと失敗しにくい
2213・2215・2217の公式ろ材容量は、
- 2213:約2.2L/3.0L
- 2215:約4L
- 2217:約6L
です。
ただし、この数字をそのまま粒状ろ材の購入量にする必要はありません。
特に2213と2215には公式ろ材付きセットがあり、
2213
- メック:約0.62L
- サブストラットプロ:約0.92L
2215
- メック:約0.7L
- サブストラット:約1.8L
が基準になります。
一から揃えるなら、
- 2213:メック1L+サブストラットプロ1L
- 2215:メック1L+サブストラット1L×2
から始めると分かりやすいです。
2217は粒状ろ材が付属しないため、メック1:生物ろ材2~3を目安に、パッドと通水スペースを残しながら調整します。
ろ材は「たくさん入れれば入れるほど良い」のではなく、
大きなゴミを取る → 生物ろ過 → 細かなゴミを取る
という流れと、十分な通水を両立することが重要です。
純正ろ材の購入先を確認する
エーハイム メック 1L|2507061
サブストラット 1L|2509061
サブストラットプロ 1L|2510061
2215は2025年9月以降、付属生物ろ材がサブストラットプロではなくサブストラットへ変更されています。機種と必要量を確認してください。
関連記事
参照した主な公式情報
- EHEIM「クラシック2213 ろ材付きセット」
- EHEIM「クラシック2213 取扱説明書」
https://eheim.jp/wp-content/themes/eheim/pdf/2213_manual.pdf
- EHEIM「クラシック2215 ろ材付きセット」
- EHEIM「クラシック2215 取扱説明書」
https://eheim.jp/wp-content/themes/eheim/pdf/2215_manual.pdf
- EHEIM「クラシック2215 仕様変更のお知らせ」
- EHEIM「クラシック2217-NEW」
- EHEIM「エーハイム メック」
- EHEIM「エーハイム サブストラット」
- EHEIM「エーハイム サブストラットプロ」
- EHEIM「サブフィルター2213」

