エーハイム2213と2215の違い|60cm水槽ならどっちを選ぶ?

水草の中を泳ぐラミレジィ 選ぶ

情報確認日:2026年9月21日

2213と2215の違いを先に結論

エーハイム クラシック2213と2215は、どちらも60cm水槽で使える外部フィルターです。

大きな違いは、ろ材容量・ポンプ性能・本体サイズ・消費電力です。

ざっくり整理すると、

  • 2213:コンパクトで消費電力が小さく、45〜75cm水槽向け
  • 2215:ろ材容量に余裕があり、60〜90cm水槽向け

という違いがあります。

60cm水槽では両方が公式適合範囲に入るため、「どちらが使えるか」ではなく、どこまでろ過容量と余裕を求めるかで比較するのが分かりやすいです。

2213と2215を一覧比較

比較項目 2213 2215
エーハイムコード 2213320 2215320
適合水槽目安 45〜75cm 60〜90cm
水量目安 約40〜114L 約57〜157L
周波数 50/60Hz共通 50/60Hz共通
ポンプ流量 50Hz 440L/h 500L/h
ポンプ流量 60Hz 500L/h 620L/h
最大揚程 50Hz 1.0m 1.2m
最大揚程 60Hz 1.5m 1.8m
ろ過槽容量 約3.5L 約4.8L
ろ材容量 約2.2L※ 約4L
本体寸法 約W180×D150×H345mm 約W202×D180×H370mm
ホース径 吸排水12/16mm 吸排水12/16mm
消費電力 5W(50Hz)・6W(60Hz) 13W
公式1か月電気代目安 約97円 / 約117円 約253円

※2213はろ材コンテナ使用時。別売のろ材固定盤を使用する場合は約3.0L。

数字だけを見ると2215の方が大きく、ポンプ性能も高くなっています。

一方、2213は本体が小さく、消費電力も低いのが特徴です。

いちばん大きな違いは「ろ材容量」

2213と2215を比較するとき、最も分かりやすい違いはろ材容量です。

2213は、ろ材コンテナ使用時で約2.2L。

2215は約4Lです。

単純計算で見ると、2215は2213よりかなり大きなろ材スペースを持っています。

外部フィルターではポンプ流量だけでなく、どれだけろ材を入れられるかも長期運用では重要です。

ろ材容量に余裕があると、

  • 物理ろ過と生物ろ過を組み合わせやすい
  • ろ材構成の自由度を取りやすい
  • 飼育数が増えた場合にも余裕を持ちやすい

といったメリットがあります。

そのため、60cm水槽でも「できるだけろ材容量を確保したい」という場合は2215が比較候補になります。

2213は本体がコンパクト

2213の本体寸法は約W180×D150×H345mm。

2215は約W202×D180×H370mmです。

数字だけでは大きな差に見えないかもしれませんが、水槽台の中へ設置するときは幅・奥行き・高さのすべてが効いてきます。

特に水槽台の内部に、

  • CO2ボンベ
  • 電源タップ
  • エアポンプ
  • メンテナンス用品

なども入れる場合、本体サイズが小さい2213の方が配置しやすいケースがあります。

外部フィルターはホースを取り回すスペースや、本体をメンテナンス時に持ち上げる余裕も必要です。

そのため購入前には、本体寸法だけでなく水槽台内部で実際に作業できるスペースがあるかまで確認しておくと安心です。

消費電力は2213の方が小さい

現行2213の消費電力は、

  • 50Hz:5W
  • 60Hz:6W

です。

2215は50Hz・60Hzとも13Wです。

EHEIM公式の電気代目安では、2213は月約97〜117円、2215は月約253円とされています。

外部フィルターは基本的に24時間運転するため、1回の差は小さく見えても、長期間では差が積み重なります。

省電力を優先する場合は2213の方が有利です。

ただし、電気代だけで機種を決めるのではなく、必要なろ材容量や流量とのバランスで考えるのが基本です。

ポンプ性能は2215の方が高い

ポンプ流量は、

2213

  • 50Hz:440L/h
  • 60Hz:500L/h

2215

  • 50Hz:500L/h
  • 60Hz:620L/h

です。

最大揚程も2215の方が高くなっています。

ただし、EHEIM公式が示しているポンプ流量はモーター単体での理論値です。

実際の流量は、

  • ろ材の量や汚れ
  • ホースの長さ
  • 配管
  • 設置高
  • パーツ構成

などによって変わります。

そのため、カタログ上の流量差だけで判断するのではなく、水槽サイズや飼育環境まで含めて比較しましょう。

60cm水槽なら2213でも公式適合

60cm水槽で2213と2215を迷う人は多いですが、2213は公式適合範囲が45〜75cmなので、60cm水槽は範囲内です。

さらにEHEIM公式では、クラシック2213と60cm水槽を組み合わせた水槽セットも販売されています。

つまり、標準的な60cm水槽で2213を使うこと自体は、公式の想定から外れていません。

そのため、

  • 標準的な60cm水槽
  • 本体をコンパクトにしたい
  • 消費電力を抑えたい
  • ろ材容量約2.2Lでも十分と考える

という場合は、2213から検討しやすいです。

60cm水槽でも2215を選ぶ理由

一方、2215も公式適合範囲は60〜90cmなので、60cm水槽から使用できます。

2215を比較したいのは、

  • 60cmでもろ材容量を多めに取りたい
  • 飼育数が多くなりやすい
  • 75cm〜90cmへのサイズアップも考えている
  • 水槽台に設置スペースがある
  • 2213よりろ過構成に余裕を持たせたい

といった場合です。

特に2215はろ材容量が約4Lあるため、2213との差が明確です。

ただし「大きい方が必ず正解」という意味ではありません。

水流を強くしたくない生体や、水槽台のスペースに余裕がない場合は、2213の方が扱いやすいケースもあります。

ホース径はどちらも12/16mm

2213と2215は、現行モデルでは吸水・排水とも12/16mmです。

この点は両機種で共通しています。

ホース径が共通なので、EHEIMの12/16mm系アクセサリーを調べる場面では似ています。

ただし、

ホース径が同じ=すべての部品が共通

ではありません。

フィルターパッド、インペラー、Oリング、スピンドルなどは機種ごとに適合部品を確認する必要があります。

当サイトでは今後、2213・2215それぞれについて純正部品番号まで整理していきます。

2215は2025年9月に付属ろ材が変更された

現行2215を購入する場合、ひとつ注意したいのが付属ろ材です。

EHEIMは2025年9月8日出荷分から、2215ろ材付きセットの付属ろ材を変更しています。

変更前は、

  • エーハイムメック 約0.7L
  • サブストラットプロ 約1.8L

でしたが、変更後は、

  • エーハイムメック 約0.7L
  • サブストラット 約1.8L

となっています。

つまり、サブストラットプロからサブストラットへ変更されています。

一方、現行2213の公式製品ページでは、付属ろ材としてサブストラットプロが案内されています。

ECサイトや中古品では、販売時期によって旧仕様が混在する可能性があります。

購入前には「2215」という商品名だけでなく、セット内容まで確認しておきましょう。

迷ったときの選び方

60cm水槽で迷う場合は、次のように整理すると分かりやすいです。

2213を比較しやすいケース

  • 60cm規格水槽を標準的に運用したい
  • 水槽台のスペースを抑えたい
  • 消費電力を小さくしたい
  • 約2.2Lのろ材容量で運用する
  • 将来的にも75cm以下を中心に考えている

2215を比較しやすいケース

  • 60cmでもろ材容量に余裕を持たせたい
  • 約4Lのろ材スペースを活用したい
  • 75〜90cm水槽も視野に入る
  • 本体設置スペースを確保できる
  • 2213より高いポンプ性能が必要

選択の中心は、水槽サイズそのものより「どこまで余裕を持たせたいか」です。

2213からサブフィルターを追加する方法もある

「2213の流量はそのままで、ろ材容量を増やしたい」という場合には、別売のサブフィルター2213という選択肢もあります。

EHEIM公式のサブフィルター2213は、2213だけでなく2215にも接続可能と案内されています。

サブフィルター2213のろ材容量は約3Lです。

そのため、本体を最初から2215にする方法だけでなく、使用環境に応じて後からろ過槽を追加する考え方もあります。

ただし、サブフィルターを追加すると配管やメンテナンス箇所も増えます。

最初から大きなろ材容量が必要と分かっているなら、2215と比較した上で決める方がシンプルです。

中古では2213・2215とも付属品を確認

2213と2215は中古市場でも見かける機種です。

中古品の場合、本体価格だけでなく、

  • ダブルタップ
  • ホース
  • 吸水・排水パイプ
  • ろ材
  • フィルターパッド
  • Oリング
  • インペラー
  • スピンドル

などの状態や欠品を確認する必要があります。

不足品を純正新品で揃えると、中古本体が安くても総額が上がります。

中古品は、

本体価格+不足部品+交換推奨部品

で新品と比較するのが分かりやすいでしょう。

結論|2213はコンパクト、2215はろ材容量に余裕

2213と2215のどちらも、60cm水槽で使用できる公式適合モデルです。

大きな違いは、

  • 2213:ろ材容量約2.2L、5〜6W、45〜75cm水槽
  • 2215:ろ材容量約4L、13W、60〜90cm水槽

という点です。

標準的な60cm水槽でコンパクトさや消費電力を重視するなら、2213は比較しやすいモデルです。

一方、60cmでもろ材容量に余裕を持たせたい場合や、75〜90cmまで視野に入れるなら2215も候補になります。

最終的には、

水槽サイズ → ろ材容量 → 流量 → 本体サイズ → 消費電力

の順に、自分の環境に必要な方を選びましょう。

そして購入後は、フィルターパッド、ホース、Oリング、インペラーなど、機種ごとの適合部品を間違えないことが重要です。

FAQ

Q. 60cm水槽なら2213で足りますか?

2213は公式で45〜75cm水槽に適合し、EHEIM公式にも2213と60cm水槽を組み合わせたセットがあります。ただし飼育数やろ材容量の余裕を重視する場合は2215も比較対象になります。

Q. 2215は60cm水槽には大きすぎますか?

2215の公式適合範囲は60〜90cmなので、60cm水槽は範囲内です。ただし2213より本体・ろ材容量・流量・消費電力が大きいため、必要性と設置環境を比較しましょう。

Q. 2213と2215でホース径は違いますか?

いいえ。現行2213・2215はどちらも吸水・排水12/16mmです。

Q. 2213と2215は50Hz・60Hz共通ですか?

はい。現行2213・2215はいずれも50/60Hz共通です。

Q. ろ材容量はどれくらい違いますか?

2213はろ材コンテナ使用時で約2.2L、2215は約4Lです。2213は別売のろ材固定盤を使う場合、約3.0Lまで使用できます。

Q. 電気代はどちらが安いですか?

EHEIM公式の目安では、2213は月約97円(50Hz)・117円(60Hz)、2215は月約253円です。実際の電気料金は契約や使用条件によって異なります。

2213・2215の購入先を確認する

クラシック2213|2213320

クラシック2215|2215320

価格・在庫・販売条件はリンク先で最新情報をご確認ください。

関連記事

参照した主な公式情報

  • EHEIM「エーハイム クラシック2213 ろ材付きセット」
EHEIM|エーハイム クラシック2213ろ材付きセット | 外部式フィルターの元祖、エーハイム
エーハイムはドイツの観賞魚用器具メーカーです。観賞魚の水槽システムのフィルターの製造・販売を行っており、各種水槽サイズに対応した多くのラインナップをご用意しています。
  • EHEIM「エーハイム クラシック2215 ろ材付きセット」
EHEIM|エーハイム クラシック2215ろ材付きセット | 外部式フィルターの元祖、エーハイム
エーハイムはドイツの観賞魚用器具メーカーです。観賞魚の水槽システムのフィルターの製造・販売を行っており、各種水槽サイズに対応した多くのラインナップをご用意しています。
  • EHEIM「エーハイム クラシック2213水槽セット(60cm水槽)」
EHEIM|エーハイム クラシック2213水槽セット(60cm水槽) | 外部式フィルターの元祖、エーハイム
エーハイムはドイツの観賞魚用器具メーカーです。観賞魚の水槽システムのフィルターの製造・販売を行っており、各種水槽サイズに対応した多くのラインナップをご用意しています。
  • EHEIM「エーハイムクラシック2215 仕様変更のお知らせ」
EHEIM|エーハイムクラシック 2215 仕様変更のお知らせ | 外部式フィルターの元祖、エーハイム
エーハイムはドイツの観賞魚用器具メーカーです。観賞魚の水槽システムのフィルターの製造・販売を行っており、各種水槽サイズに対応した多くのラインナップをご用意しています。
  • EHEIM「エーハイム サブフィルター2213」
EHEIM|エーハイム サブフィルター 2213 | 外部式フィルターの元祖、エーハイム
エーハイムはドイツの観賞魚用器具メーカーです。観賞魚の水槽システムのフィルターの製造・販売を行っており、各種水槽サイズに対応した多くのラインナップをご用意しています。
タイトルとURLをコピーしました